著作権侵害の罪と罰

前頁で「すべての作品は、作者に無断でコピー(複製)・転載してはいけない」と書きましたが、これは単に常識的・倫理的な概念だけではないのです。

日本国内では「著作権法」という法律があり、他人が作った絵・文etc.の作品（著作物）を作者に無断でコピー(複製)・転載したら、著作権侵害。

「著作権法違反」として罪に問われる立派な犯罪です。

著作権を侵害した場合に受ける罰

殺人や強盗etc.と違い、事件としてテレビや新聞で見る機会が少ないので、犯罪行為と知らずに無断転載・複製(コピー)を行う方が後を絶たないようですが、刑事罰として３年以下の懲役または300万円以下の罰金そして民事罰として損害賠償の支払い、ふたつの罰が科せられます。

「著作権法違反」は、被害者から申出がない限り罰せられる事はない親告罪ですが、他の犯罪と同様「法律を知らなかった」etc.言い訳は通用しません。

では、著作権侵害とは具体的にどのような行為を指すのでしょう？

簡単に説明すると・・・

他人の作品を自分が作ったように見せかけ、世間に公開する事だそうです。

著作権侵害にあたるケース：一例

他人の作品を「自分の物だ」と偽る時点で、犯罪のニオイがプンプンです(^-^;が、当サイトを例にあげて説明すると、以下が著作権侵害にあたります。

当サイトトップページには以下のサイト説明文を記載してます。

現役チャットレディチャコが作ったチャットレディ応援サイト。募集情報随時更新！稼ぐコツ集は高収入を目指す方必見♪

これの”チャコ”という名前の部分を別の名前に変えただけ、”チャットレディ”を”チャトレ”に省略しただけ、”作った”を”造った”に変えただけetc.

こういった真面目な話の時に使うべきではない言葉ですが
わかりやすいと思うのであえて使わせて頂くと、”パクリ”ですね。

※”パクリ”と聞いて、多少軽い気持ちになる方が、もしかしたら現れるかも知れませんが、著作権侵害という犯罪行為である事は忘れないで下さい。

また、掲載されている文章や画像だけでなく、サイトデザインも作品にあたるので「全く同じ見た目でも中身は違うから違法じゃない」とは言えませんが、中には、同様の行為をしても著作権侵害にあたらないケースもあります。

著作権侵害にあたらないケース：一例

再度、当サイトを例にあげて説明します。

例えばあなたが、チャットレディ向けのホームページを作るにあたり、事前リサーチetc.の目的で当サイトを閲覧した際、比較対照や参考文章として「自サイトでも公開したいなぁ」と思うページ全体または一部を見つけたとします。

その文章を、チャコに無断でそっくりそのまま転載・複製(コピー)すれば
当然著作権侵害になりますが、作者であるチャコに掲示板やメールで文章の転載許可を仰ぎ、OKが出れば著作権侵害にはなりません。

また、自サイトが未完成で公開できていない・作者と連絡が取れないetc.の理由で、転載許可を仰ぐのが困難な場合は、転載する文章の前または後（文中でも可）に「○○より引用」「引用：○○」etc.と明記し、転載した文章が書かれているページまたはその文章が書かれているサイトのトップページにリンクを貼り「この文章は自分が書いたものではない」という事を閲覧者に明示する事で、”引用”となりますので、著作権侵害にはあたりません。

ただ、許可無許可に関わらず、引用を一切禁じている作者も中にはいますので、トラブルなく引用させて頂くには、作者の許可を仰いでからが確実です。

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